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2019-10-08から1日間の記事一覧

『写楽 閉じた国の幻』 - 「写楽探し」の常識を根底から覆す大胆な仮説

「絵画を扱った作品」の第二弾は、島田荘司『写楽 閉じた国の幻』(上下巻、新潮文庫、2013年)です。江戸時代に生まれた絵師・浮世絵師と言えば、葛飾北斎、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽などの名前が浮かび上がります。そのなかで、写楽は、生没年不詳…