経済小説イチケンブログ

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2022-06-23から1日間の記事一覧

『百戦百勝』 - 戦前の米相場と株相場がリアルに

「証券会社を扱った作品」の第二弾は、城山三郎『百戦百勝 働き一両・考え五両』(角川文庫、1979年)です。「山種証券」の創始者で、「相場の神様」と言われた山崎種二がモデル。寒村の貧しい農家で生まれ、東京の米問屋の小僧として働くようになる主人公の…