経済小説イチケンブログ

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作品紹介-4年目-127.探偵を扱った作品

『神の狩人』 - 近未来の探偵とは? 

「探偵を扱った作品」の第二弾は、柴田よしき『神の狩人 2031探偵物語』(文藝春秋、2008年)。老人問題、人口減少、整形、自殺、ドラッグなど、現代の「闇」が凝縮された2031年の東京が舞台。20年前に引退した風祭恭平の助けも借りながら、難題に立ち向かう…

『大神兄弟探偵社』 - 「来たれ、難事件。退屈な案件はお断りします」

ある人物が行方不明。どんな行動をしているのかわからない。そのようなとき、調査を依頼すると、情報を集めてくれる仕事を請け負ってくれる探偵。聞き込み、尾行、張り込みなど、ときには警察官が犯罪者を追い込んでいくのと似通った行為も行います。具体的…