経済小説イチケンブログ

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作品紹介-7年目-208.探偵を扱った作品

『盗まれた視線』 - 探偵・川庄篤史が謎だらけの案件を解決していく! 

「探偵」を扱った作品の第三弾は、五十嵐貴久『盗まれた視線 吉祥寺探偵物語』(双葉文庫、2015年)。コンビニで働きながら、小学生の息子を育てている川庄篤史。事務所を開設しているわけではないものの、頼まれれば、探偵業務も引き受けるという、いわば「…

『タイム・ラッシュ』 - 「志乃の夢の中での殺人劇」と「それを追いかける探偵」

「探偵」を扱った作品の第二弾は、神永学『タイム・ラッシュ-天命探偵 真田省吾』(新潮文庫、2008年)。苦悶の表情で叫ぶ少年、ナイフで刺され、床を転げまわる女性、電車にはねられバラバラになる男……。それらは、19歳の中西志乃が見る夢の中に出てくる「…

『南青山骨董通り探偵社』 - 探偵業務の多くはとても地味なもの

探偵とは、トラブルを抱える法人や個人の依頼を受けて、調査を行ったり、仲裁をしたり、助言をしたり、護衛や手助けをしたりといったさまざまな業務を行う職業です。ミステリー小説や映画などでは、その華々しい活躍がしばしば取り上げられます。ところが、…