経済小説イチケンブログ

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作品紹介-3年目-68.ゼネコンを扱った作品

『残業禁止』 - ゼネコンが抱える今日的課題とそれへの対応! 

「ゼネコンを扱った作品」の第二弾は、荒木源『残業禁止』(角川文庫、2019年)です。ひとつの工事現場で、完成に至るまでの一連の業務がどのように進んでいくのか? その際、いかなる課題をクリアしていかなければならないのか? ゼネコンの現場監督を軸に…

『鉄の骨』 - 「美しさ」と「醜さ」が同居するゼネコンの光と影

マンションやビルをはじめ、ショッピングモール、テーマパーク、さらにはダムや高速道路などに至るまで、多くの大規模な建設・土木工事を担うのは、ゼネコン(ゼネラル・コントラクター)と呼ばれる総合建設業者。注文者から工事を請け負い、複数の下請け事…