2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
「テレビ局を扱った作品」の第四弾は、松原耕二『記者の報い』(文春文庫、2016年)です。著者は、かつてTBSの『筑紫哲也NEWS23』に関わったあと、『ニュースの森』のメインキャスターやニューヨーク支局長を務めた人物。知り尽くした、テレビ局の報道現場が…
「テレビ局を扱った作品」の第三弾は、新堂冬樹『ブラック・ローズ』(幻冬舎、2009年)。テレビ局に対する大手プロダクションのごり押しに端を発するもめ事で責任を感じさせ、父を自殺に追い込んだ「ドラマ界の帝王」と称されるプロデューサー・仁科真一。…
「テレビ局を扱った作品」の第二弾は、今井彰『ガラスの巨塔』(幻冬舎、2010年)。著者は、元NHKの看板プロデューサーで、人気番組「プロジェクトX」を立ち上げた人物。巨大公共放送局(モデルはNHK)の内幕を描いた「小説」。最後まで読んで「この小説を…
電通が発表した媒体別広告費によりますと、2019年、インターネットの広告費(2兆1048億円)がついにテレビ(1兆8612億円)を抜き去りました。しかしながら、テレビは、依然としてわれわれの日常生活に深く浸透しています。その報道力は、時として行政・立法…
「不動産会社を扱った作品」の第四弾は、三沢ケイ『これより良い物件はございません!東京広尾・イマディール不動産の営業日誌』(宝島社文庫、2020年)。不動産会社の業務、そこで働く人たちの悩みと楽しみ、最近のマンション事情が紹介されていて、都内で…
「不動産会社を扱った作品」の第三弾は、三浦展『お客さま、そのクレームにはお応えできません! [小説]不動産屋店長・滝山玲子の事件簿』(光文社知恵の森文庫、2017年)。昨今における都内の不動産屋の仕事内容、働いている人のホンネ、賃貸住宅の現状がよ…
「不動産会社を扱った作品」の第二弾は、タカナシ『営業の新山さんはマンションが売れずに困っています』(光文社キャラクター文庫、2019年)。マンション販売の最前線の状況、不動産会社の業務内容を楽しみながら知ることができる作品です。マンション販売…
「衣食住」。「着ること」「食べること」「住まうこと」の三つは、まさに生活の基本です。しかも、いずれも参入が容易であることから、個人経営の会社を含め、非常にすそ野の広い業界になっています。今回は、そのなかで、市場規模が最も大きな不動産業界に…