経済小説イチケンブログ

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2021-08-12から1日間の記事一覧

『ほどなく、お別れです』 - 葬儀社という仕事の真髄と、葬式の本質

「『生と死』を扱った作品」の第二弾は、長月天音『ほどなく、お別れです』(小学館、2018年)です。清水美空には、美鳥という姉がいました。生まれる前に先立ってしまったのですが、夢の中では「幼い姿の姉」と何度も遭遇。そして、彼女によって守られてい…