経済小説イチケンブログ

経済小説案内人が切り開く経済小説の世界

作品紹介-3年目-90.外資を扱った作品

『投資銀行青春白書』 - 外資系投資銀行のリアルな日常

「外資を扱った作品」の第三弾は、保田隆明『投資銀行青春白書』(ダイヤモンド社、2006年)です。経済や株式の知識をまったく持っていないにもかかわらず、外資系投資銀行「マンハッタン証券」に就職した「イマドキのOL」の奮闘記。企業の合併(M&A)や資金…

『外資のオキテ』 - 外資系企業で働きたい! 

「外資を扱った作品」の第二弾は、泉ハナ『外資のオキテ』(角川文庫、2018年)です。外資系企業で働くことを夢見てきた女性が実際に働いてみて経験することになる出来事がリアルに描写されています。就職先を斡旋する派遣会社とのあるべき関係についても考…

『ハゲタカ』 - 外資は日本企業を食い物にするハゲタカか? 

経済のグローバル化が進んだ1990年代、外国の資本が日本に大挙して押し寄せました。多くの企業が外資系企業によって買収されました。その結果、外資という存在が大きくクローズアップ。が、その実態は依然としてベールの中です。外資系企業で働いている人た…