作品紹介-2年目-48.テレビ局を扱った作品
「テレビ局を扱った作品」の第五弾は、小島慶子『わたしの神様』(幻冬舎、2015年)です。著者はTBSの元アナウンサー。女性アナウンサーと彼女たちを取り巻くテレビ局における人間関係が赤裸々に描かれています。アナウンサーの思考様式、処世術、そして仕事…
「テレビ局を扱った作品」の第四弾は、松原耕二『記者の報い』(文春文庫、2016年)です。著者は、かつてTBSの『筑紫哲也NEWS23』に関わったあと、『ニュースの森』のメインキャスターやニューヨーク支局長を務めた人物。知り尽くした、テレビ局の報道現場が…
「テレビ局を扱った作品」の第三弾は、新堂冬樹『ブラック・ローズ』(幻冬舎、2009年)。テレビ局に対する大手プロダクションのごり押しに端を発するもめ事で責任を感じさせ、父を自殺に追い込んだ「ドラマ界の帝王」と称されるプロデューサー・仁科真一。…
「テレビ局を扱った作品」の第二弾は、今井彰『ガラスの巨塔』(幻冬舎、2010年)。著者は、元NHKの看板プロデューサーで、人気番組「プロジェクトX」を立ち上げた人物。巨大公共放送局(モデルはNHK)の内幕を描いた「小説」。最後まで読んで「この小説を…
電通が発表した媒体別広告費によりますと、2019年、インターネットの広告費(2兆1048億円)がついにテレビ(1兆8612億円)を抜き去りました。しかしながら、テレビは、依然としてわれわれの日常生活に深く浸透しています。その報道力は、時として行政・立法…