「諜報機関を扱った作品」の第二弾は、神野オキナ『国防特行班E510』(小学館文庫、2021年)。「日本にとって最も逆らいたくない同盟国」であるアメリカ。日本のどの諜報機関もアメリカを相手にすることは、ほぼ想定外。日本の情報は、すべてアメリカに渡さ…
「情報」という訳語が当てられる「インフォメーション」と「インテリジェンス」。前者はだれでも入手できる情報のこと。それに対して、後者は、政策決定者が安全保障や外交の分野で判断のよりどころとなるように選び抜かれた情報、端的に言えば諜報のことを…
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