経済小説イチケンブログ

経済小説案内人が切り開く経済小説の世界

作品紹介-2年目-47.不動産会社を扱った作品

『これより良い物件はございません!』 - 都内での物件探しに役立ちます! 

「不動産会社を扱った作品」の第四弾は、三沢ケイ『これより良い物件はございません!東京広尾・イマディール不動産の営業日誌』(宝島社文庫、2020年)。不動産会社の業務、そこで働く人たちの悩みと楽しみ、最近のマンション事情が紹介されていて、都内で…

『お客さま、そのクレームにはお応えできません!』 - クレーム対応のトリセツにも

「不動産会社を扱った作品」の第三弾は、三浦展『お客さま、そのクレームにはお応えできません! [小説]不動産屋店長・滝山玲子の事件簿』(光文社知恵の森文庫、2017年)。昨今における都内の不動産屋の仕事内容、働いている人のホンネ、賃貸住宅の現状がよ…

『営業の新山さんはマンションが売れずに困っています』 - 新人がお客様第一号を獲得するまでの長い道のり

「不動産会社を扱った作品」の第二弾は、タカナシ『営業の新山さんはマンションが売れずに困っています』(光文社キャラクター文庫、2019年)。マンション販売の最前線の状況、不動産会社の業務内容を楽しみながら知ることができる作品です。マンション販売…

『狭小住宅』 - 上司の暴力的なプレッシャーのなかで苦悶する営業マンの「変身」物語

「衣食住」。「着ること」「食べること」「住まうこと」の三つは、まさに生活の基本です。しかも、いずれも参入が容易であることから、個人経営の会社を含め、非常にすそ野の広い業界になっています。今回は、そのなかで、市場規模が最も大きな不動産業界に…