経済小説イチケンブログ

経済小説案内人が切り開く経済小説の世界

作品紹介-4年目-122.バイオハザードを扱った作品

『感染領域』 - 謎のウイルスに起因する農作物の異変

「バイオハザード(生物災害)を扱った作品」の第三弾は、くろきすがや『感染領域』(宝島社文庫、2018年)です。人為的に作られた謎のウイルスによって引き起こされたトマトの異変から始まり、全植物の絶滅につながりかねない事件の顛末を描いたバイオサス…

『レッドリスト』 - 人類が絶滅危惧種(レッドリスト)に指定される! 

「バイオハザード(生物災害)を扱った作品」の第二弾は、安生正『レッドリスト 絶滅進化論』(幻冬舎文庫、2020年)。ウイルスではなく、高等な哺乳類の急激な進化により、人類が絶滅の危機に直面するというバイオハザードが描かれています。レッドリストと…

『復活の日』 - バイオハザードで人類は絶滅するのか?!

バイオハザード(生物災害)。ウイルスや細菌といった病原微生物や寄生虫などが原因となり、人間の生命や健康、さらには農業・畜産業にも影響を与える災害のことです。非意図的または偶発的に起こった事故(実験室や病院内から外部への漏出)と意図的に引き…