作品紹介-5年目-143.会社のトラブルを扱った作品
「会社のトラブルを扱った作品」の第五弾は、新川帆立『競争の番人』(講談社、2022年)です。資本主義のバイタリティを支える条件のひとつに、「公平な競争」があります。公平な条件下で行われる経済活動こそが、それに関わる人々の「ヤル気」と「頑張り」…
「会社のトラブルを扱った作品」の第四弾は、上野歩『あなたの職場に斬り込みます!』(光文社文庫、2022年)。さまざまな労働関連の法規に基づき適切な就業環境づくりを指導する立場にある労働基準監督署や公共職業安定所(ハローワーク)。いずれも労働局…
「会社のトラブルを扱った作品」の第三弾は、水生大海『ひよっこ社労士のヒナコ』(文藝春秋、2017年)です。社労士の正式名称は、「社会保険労務士」という国家資格者。「おおざっぱに言えば、会社の総務部のお手伝い」。採用から退職までの労働・社会保険…
「会社のトラブルを扱った作品」の第二弾は、井上由美子『ハラスメントゲーム』(河出書房新社、2018年)です。マルオーホールディングス本社のコンプライアンス室長に任命された秋津渉が、唯一の部下である高村真琴とともに、セクハラ、パワハラなどの難問…
多くの人たちが一緒に働いている会社。が、社員たちが生まれ育った環境や境遇はバラバラです。仕事のやり方やスピード感はけっして一様ではありません。さらに、上司と部下、男性と女性、正社員と非正規社員の間では、大きな考え方の違いやズレが横たわって…