経済小説イチケンブログ

経済小説案内人が切り開く経済小説の世界

作品紹介-3年目-62.アパレルを扱った作品

『ランウェイ』 - きらびやかなディスプレイの裏に

「アパレルを扱った作品」の第二弾は、幸田真音『ランウェイ』(集英社、2011年)。最初はショップの店員。次はイタリアの有名ファッション・ブランドの女性バイヤー。最後は、ニューヨークで「MIDI」(フランス語で昼の意味)というファッション・ブランド…

『アパレル興亡』 - 栄華盛衰:アパレル業界の戦後史

「食べること」と「住むこと」とともに、人間の最も基礎的な経済活動に「着ること」があります。「着ること」、つまり衣服の製造および流通に関わる活動は、アパレルと呼ばれています。その業界で働く人は、きわめて多様です。衣服の企画に携わるファッショ…