経済小説イチケンブログ

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作品紹介-3年目-83.ウイスキーを扱った作品

『ウイスキーボーイ』 - 宣伝マンの矜持

「ウイスキーを扱った作品」の第二弾は、吉村喜彦『ウイスキーボーイ』(PHP文芸文庫、2014年)です。かつて、ウイスキーはモルトだけでした。シンプルで、性格がストレートに出ます。ところが、産業革命で連続式蒸留器が発明され、グレイン・ウイスキーとい…

『リタとマッサン』 - 国産ウイスキーの誕生に生涯をかけて夫婦

いまや海外でも高い評価を受けている国産ウイスキー。2021年8月現在、稼働中の蒸留所は39カ所にまで増加しています。しかし、国産ウイスキーに向けての最初の動きがあった1920年頃はまだ、アルコールに色と香りをつけた「名ばかりのウイスキー」が横行してい…