経済小説イチケンブログ

経済小説案内人が切り開く経済小説の世界

作品紹介-1年目-13.営業部員を扱った作品

『小説 ダメ営業マンのボクが企業参謀に変わるまで』 - 営業力向上のきっかけとなったある事情

「営業部員を扱った作品」の第五弾は、小関尚紀『小説 ダメ営業マンのボクが企業参謀に変わるまで』(東洋経済新聞社、2010年)です。好きになった同僚の女性に好かれたいという思いから、自分自身を磨きたいと考えた営業マン。「自分力」を向上させていく過…

『もしアドラーが上司だったら』 - 成績不振の営業マンが「イケてる営業マン」に

「営業部員を扱った作品」の第四弾は、小倉広『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社、2017年)です。アルフレッド・アドラーの心理学をビジネスの現場、「企業組織における対人関係」へ応用するという意図のもとに書かれた、営業マンの成長物語。 …

『学・経・年・不問』 - 高度成長期におけるセールスマンの実像

「営業部員を扱った作品」の第三弾は、城山三郎『学・経・年・不問』(文春文庫、1976年)。商品をたくさん売れば、多くのコミッションが入るものの、固定給は極めて少ない。「学問・経験・年齢が問われない」セールスの世界が描かれています。セールスのコ…

『営業の悪魔』 - トップセールスマンは、こうやってガンガン売っている! 

「営業部員を扱った作品」の第二弾は、長谷川千波『営業の悪魔――「チキンハートでネガティブ思考のお前に何ができる?」』(祥伝社、2015年)です。「トップセールスマンはどうやってガンガン売っているのか」。そのノウハウを知ることができます。自らがト…

『至高の営業』 - 売れる営業マンになるための「秘訣」とは? 

企業活動は、さまざまな分野から成り立っています。なかでも大きなウエイトを占めるのが営業部門です。その部門を担う「営業部員」の主な仕事は、顧客に商品を販売すること。しかし、その手法は極めて多様です。では、営業部員は、売り方をどのようにして学…