経済小説イチケンブログ

経済小説案内人が切り開く経済小説の世界

作品紹介-4年目-108.イタリアン・レストランを扱った作品

『新人OL、つぶれかけの会社をまかされる』 - 危機に陥ったレストランの再生劇

「イタリアン・レストランを扱った作品」の第三弾は、佐藤義典『新人OL、つぶれかけの会社をまかされる』青春出版社、2010年)です。危機に陥ったレストランの再生を図るための方策・考え方とは、いかなるものなのか? 店づくりのコンセプトをどのように確立…

『トラットリア・ラファーノ』 - 神戸・元町の イタリアン・レストラン

「イタリアン・レストランを扱った作品」の第二弾は、上田早夕里『トラットリア・ラファーノ』(ハルキ文庫、2017年)です。神戸・元町にある「トラットリア・ラファーノ」が舞台。お店の運営、料理の開発・勉強、店の雰囲気づくり、店内で流す曲の選定など…

『トラットリア代官山』 - 本で味わうイタリア料理

わが国で西洋を代表する料理として定着しているフレンチとイタリアン。ソースが「命」と言われるように、複雑に調理された凝った料理が多いフレンチとは異なって、あまり手を加えず、素材の持ち味を活かした調理法が基本のイタリアン。素材を活かすという点…