経済小説イチケンブログ

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作品紹介-2年目-46.警察官を扱った作品

『再雇用警察官』 - 定年後も働く再雇用警察官ならではこそのメリットが! 

「警察官を扱った作品」の第四弾は、姉小路祐『再雇用警察官』(徳間文庫、2019年)。定年を迎えた辣腕刑事。再雇用警察官として、行方不明者の捜査に携わるなか、それまでに培った人脈と勘で難事件と向き合います。テレビ東京系列の「月曜プレミア8 ドラマ…

『脇坂副署長の長い一日』 - 「根っからの警察官」って? 

「警察官を扱った作品」の第三弾は、真保裕一『脇坂副署長の長い一日』(集英社、2016年)。地元出身のアイドル歌手が「一日署長」を務めることになる交通安全運動の初日。脇坂誠司副署長に次々と降りかかるトラブル・事件。長い一日を分刻みで突っ走る脇坂…

『サイレント・ヴォイス』 - 被疑者の自供率百パーセントを誇る取調官

「警察官を扱った作品」の第二弾は、佐藤青南『サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻』(宝島社文庫、2012年)。行動心理学を駆使したユニークな取り調べを行う女性警察官の仕事ぶりを描いています。2020年5月~7月にテレビ東京系列で放映された「…

『ボクの町』 - 交番に勤務する警察官のお仕事のあれこれ

あなたが好きな小説は? 最近では、映画やドラマでも頻繁に取り上げられている警察小説が挙がるかもしれませんね。警察小説とは、事件や犯罪に対する警察官・刑事や警察機構・組織による捜査活動を対象とした小説のこと。いまでは、ミステリー、ハードボイル…