経済小説イチケンブログ

経済小説案内人が切り開く経済小説の世界

作品紹介-1年目-8.おカネを題材にした作品

『特捜投資家』 - 不正企業を叩き潰し、大胆におカネを稼ぐ

「おカネを題材にした作品」の第四弾は、永瀬隼介『特捜投資家』(ダイヤモンド社、2018年)です。なにものにも動じない冷静な判断力を身に着けた個人投資家が大悪人に熾烈な戦いを挑む姿を描いています。 [おもしろさ] 地検特捜部に代わって、不正企業を叩…

『拝金』 - お金を手にしないとわからない世界が! 

「おカネを題材にした作品」の第三弾は、堀江貴文『拝金』(徳間書店、2010年)です。謎のオッサンがフリーターの青年を「金で買えないものはない」と言えるぐらいのお金持ちに変えていくというストーリー。著者は、ライブドアの元社長。 [おもしろさ] 金が…

『億男』 - 宝くじで当てた3億円を親友に持ち逃げされる!  

「おカネを題材にした作品」の第二弾は、川村元気『億男』(マガジンハウス、2014年)です。宝くじで3億円を当てた男と、ベンチャーを起業して大富豪となった男のおカネをめぐる物語です。2018年に佐藤健さんや高橋一生さんが出演した映画『億男』の原作本。…

『おカネの教室』 - 中学生が「おカネの世界」と出会うとき

4月9日、政府は、1万円札、5千円札、千円札のデザインを一新すると発表しました。実際に印刷されるのは5年後の2024年度。しかし、偽造対策の強化、新紙幣をつくる技術の継承、経済効果など、紙幣一新のニュースは、いろいろな角度からメディアで取り上げられ…