作品紹介-4年目-103.働く女性を扱った作品
「働く女性を扱った作品」の第四弾は、翻訳者の喜びと苦労を綴った千梨らく『翻訳ガール』(宝島社文庫、2014年)です。「原書から受けるイメージが、ほとんどそのまま残されている」。そうした翻訳が実現されるには、その内容をとことん理解したうえ、日本…
「働く女性を扱った作品」の第三弾は、清掃会社で働く女性を描いた加藤実秋『モップガール』(小学館文庫、2009年)です。事件・事故現場の後始末という「特殊清掃」を請け負っている清掃会社の清掃員。一般的な清掃会社とはまた異なり、驚きや苦労が絶えま…
「働く女性を扱った作品」の第二弾は、バイク便運営会社の配達員を描いた美奈川護『特急便ガール!』(メディアワークス文庫、2011年)です。バイク便運営会社で働くことになった女性配達員・吉原陶子。突然、常識人の理解の範疇を越える「瞬間移動」という…
令和元年における女性の労働力人口は3058万人。男性の3828万人と比べると、少ないものの、労働力人口に占める女性の割合は44.4%に達しています。いまでは、女性がいない職場自体、非常に少なくなっていると言っても過言ではありません。それゆえ、働く女性…