経済小説イチケンブログ

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作品紹介-1年目-16.企業スポーツを扱った作品

『ルーズヴェルト・ゲーム』 - 「8対7という大逆転劇」! 

「企業スポーツを扱った作品」の第二弾は、第一弾と同様に池井戸潤の作品で、『ルーズヴェルト・ゲーム』(講談社、2012年)です。リーマンショックに伴う不況の最中、多くの企業が自社の企業スポーツチームを続々と休廃部するという事態が生じました。この…

『ノーサイド・ゲーム』 - GMはラグビーの素人、でも「経営戦略のプロ」だった

企業が特定のスポーツを支援する理由は、そのスポーツの実力向上、従業員の士気高揚、企業イメージの向上や知名度アップといった広報効果、社会貢献など、多様です。しかし、企業の業績は、企業内外のさまざまな要因によって浮き沈みを伴います。その結果、…