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2023-07-11から1日間の記事一覧

『代書屋ミクラ』 - 「論文の共同執筆者」の域に踏み込む代書屋

「代書屋を扱った作品」の第二弾は、松崎有理『代書屋ミクラ』(光文社文庫、2016年)。「3年以内に一定水準の論文を発表できない研究者は、大学を退職しなければならない」。通称「出すか出されるか法」という架空の法律のもと、研究業績の発表に血眼になる…