作品紹介-6年目-187.中年男性の再出発を扱った作品
「中年男性の再出発を扱った作品」の第三弾は、横山雄二『アナウンサー辞めます』(ハルキ文庫、2022年)。プロ野球選手になることを夢みていた高校球児の太田裕二。53歳になったいま、広島で地方局のアナウンサーとして活躍しています。それが、定年まであ…
「中年男性の再出発を扱った作品」の第二弾は、伊吹有喜『今はちょっと、ついてないだけ』(光文社文庫、2018年)。バブルの時代、「自然写真家(ネイチャリング・フォトグラファー)のタチバナ・コウキ」としてもてはやされた立花浩樹。ブームが終わると忘…
平均寿命が長くなったいま、40歳~50歳代は「中年」と呼ばれています。企業でいえば、幹部社員の多くを輩出する年齢層。と同時に、リストラの対象になりやすく、配置転換・左遷・転職・退職などを経験しがちな年齢層でもあります。それまでに培っていた技能…