経済小説イチケンブログ

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作品紹介-6年目-190.談合を扱った作品

『小説 談合 ゼネコン入札の舞台裏』 - 「元談合マン」が浮き彫りにした談合のリアル

「談合を扱った作品」の第二弾は、清岡久司『小説 談合 ゼネコン入札の舞台裏』(講談社文庫、1994年)。白鳳建設の「談合マン」である第五営業部長・立川が主人公。東京湾ウォーターフロントに建設予定の国立オペラハウス工事の入札指名をめぐり、建設族の…

『談合』 - 政治的謀略と比べれば、「談合会議の駆け引きなどはかわいいものだ」

国や地方自治体などが発注する公共事業。通常、業者の選定は「入札」によって行われます。しかし、その入札が実際にはきわめて形式的な「儀式」になっている場合があります。あらかじめ関係する業者間で「談合」が行われているからです。マスコミや世論の非…