経済小説イチケンブログ

経済小説案内人が切り開く経済小説の世界

お仕事小説 - 仕事について、知恵と勇気とヒントを与えてくれる

2019年2月9日(土)、東京都立中央図書館で、
「お仕事小説から考える女性の働き方」というテーマで、講演会が開催されました。
経済小説案内人として登壇してきました。

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第一部では、主催者の挨拶のあと、私の方から、「お仕事小説とはどういうものなのか」「どのような作品があるのか」「どういったことが学べるのか」について話をしました。次に、小説家の碧野圭さんの方からは、『辞めない理由』や『書店ガール』シリーズにまつわる話、小説を書く前のキャリアに関する話が披露されました。

休憩を経て、第二部では二人の対談が行われました。参加者の方から頂戴した質問に対する回答を念頭におきながら、「碧野さんのお仕事小説」「仕事の難しさ」「解決のヒントとしての『お仕事小説』」「これからの女性の働き方」といったトピックスについての意見交換がなされました。ただ、質問票を出してくださった方が非常に多く、十分に交通整理ができないまま、時間切れになってしまいました。申し訳ない気持ちを持ちながら、講演会を終えました。せっかくのご質問ですので、何らかの形でお答えする方法を考えたいと思います!

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当日に至るまで、都立中央図書館では、私と碧野さんの著作のみならず、私が推薦した「女性が主人公のお仕事小説・経済小説」についての展示コーナーを設けていただきました。

読者を「代表」(?)しての私の質問に向き合ってくださった碧野さん、悪天候にもかかわらず、参加してくださった多くの方々、質問票にいろいろな思いを書いてくださった方々、このような機会を作ってくださり、また入念な準備を行ってくださった都立中央図書館のスタッフの皆様方、ありがとうございました。

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